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牛丼vsかつ丼!ダイエット中に選ぶならどっち?管理栄養士が解説

公開日: 2026年08月14日
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ダイエット中の食事選びで、「牛丼とかつ丼ならどちらを選ぶべき?」と迷ったことはありませんか。牛丼とかつ丼は同じ丼ものでも、選び方によってダイエットへの影響に違いがあります。本記事では、管理栄養士が牛丼とかつ丼を比較し、ダイエット中の上手な選び方のポイントについて紹介します。外食や昼食のメニュー選びで迷ったときのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

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石川 伊澄
管理栄養士

医療系企業にて管理栄養士として勤務し、個別栄養相談を担当。加齢に伴う健康課題や女性のライフステージに応じた栄養管理、若年層の食生活改善まで、幅広い年代への指導経験を持つ。現在はフリーランスとして、管理栄養士の知見を活かし、健康・食分野の記事執筆や監修を中心に活動中。

ダイエット中に選ぶなら「牛丼」がおすすめ!

牛丼とかつ丼を比較すると、基本的には牛丼がおすすめです。特に、できる限り1食あたりのエネルギー量を抑えたい場面に向いています。

●ダイエット中に「牛丼」がおすすめな理由
肉そのものを比較すると、牛肉(ばら・脂身つき)のほうが豚肉よりもエネルギー量が高い場合があります。しかし、かつ丼は揚げ物であるとんかつを使用しており、衣が調理中に油を吸収することで脂質やエネルギー量が高くなりやすい料理です。さらに卵も加わるため、かつ丼のほうが牛丼に比べてエネルギー量が高くなる傾向があります。

●牛丼を選んでも食べすぎには気を付けよう
体重を減らすためには、「1日の総消費エネルギーが総摂取エネルギーを上回る状態を継続させること」が基本とされています。そのため、ダイエットでは1食だけで判断するのではなく、1日の食事全体のエネルギー量を意識することが大切です。

つまり牛丼を選んだ場合でも、大盛りにしたり、高カロリーなトッピングを追加したりすると、摂取エネルギーが増えて体重増加につながる可能性が高まります。牛丼を選ぶ際は、量や組み合わせにも気を配るとよいでしょう。

ダイエット中だからといって、かつ丼はNGではない

1日の摂取エネルギー量を意識すれば、ダイエット中でもかつ丼を避ける必要はありません。たんぱく質の摂取を重視したい場合には、かつ丼が向いている場合もあります。

●たんぱく質を重視するならかつ丼も選択肢
かつ丼は、豚肉に加えて卵も使用されているため、牛丼よりもたんぱく質量が多い傾向があります。

たんぱく質は、筋肉や皮膚、臓器など体を構成する材料となる重要な栄養素です。ダイエット中は摂取エネルギーへの意識が大切ですが、必要なたんぱく質まで不足しないよう注意する必要があります。特に運動習慣がある方や筋肉量をできるだけ維持しながらダイエットしている方は、たんぱく質の摂取量にも目を向けるとよいでしょう。

●かつ丼を食べる日は、1日全体で調整を
かつ丼を食べる際は、1日全体でエネルギー量を調整する意識を持つことが大切です。例えば、昼食にかつ丼を食べた場合には、夕食を野菜や魚、大豆製品を中心とした比較的エネルギー量を抑えた献立にすると1日の摂取エネルギー量を調整しやすくなります。

ダイエットの結果は、数日から数週間程度の食習慣の積み重ねによって左右されます。もしその日のうちの調整が難しい場合でも、翌日以降の食事で無理のない範囲で調整するとよいでしょう。


<ダイエット中にかつ丼を食べるときのワンポイント>
・ロースかつ丼よりもヒレかつ丼を選ぶ
・衣が厚すぎない商品を選ぶ
・ご飯を小盛りにする、またはご飯の量を調整する

ただし、牛丼・かつ丼ともに栄養バランスには課題アリ

牛丼とかつ丼は、どちらも肉とご飯が中心となる食事です。そのため、食物繊維やビタミン、ミネラルが不足しやすい傾向があります。そこで、ダイエット中は丼ものだけの食事ではなく、サラダや具だくさんの汁物などを組み合わせて不足しやすい栄養素を補うことを意識するとよいでしょう。

なお、副菜や汁物を追加して食事全体の量が多くなる場合は、牛丼・かつ丼をご飯少なめや小盛りにするのがおすすめです。主食の量を調整すると、1日全体の摂取エネルギー量を調整しやすくなるでしょう。

まとめ

体重の変化は1食だけで決まるものではなく、日々の食事や生活習慣の積み重ねによって生まれます。目先の1食にとらわれすぎず、長期的な視点で無理なく続けられる食習慣を意識しましょう

なお、牛丼やかつ丼のエネルギー量や栄養成分は、使用する食材や調理方法、店舗によって異なります。本記事の内容は一般的な傾向をもとに比較したものであるため、気になる方は各商品の栄養成分表示も参考にしてみてください。


<参考文献>
文部科学省|日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
厚生労働省|「日本人の食事摂取基準」(2025年版)
厚生労働省|健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023

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※本記事は、健康な成人の方を対象とした一般的な情報をまとめたものです。疾患がある方、治療中の方、服薬中の方、食事制限について指示を受けている方は、かかりつけの医師や管理栄養士などの専門家にご相談ください。