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6月5日は「ロコモ予防の日」――足腰の衰えは、自覚のないまま進んでいることも

公開日: 2026年06月05日
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毎日何気なく過ぎていく日々の中にも、健康や医療にまつわる「記念日」や「啓発の日」が数多く存在します。

この連載では、そんな日をひとつひとつ取り上げ、病気や健康について改めて考えるきっかけをお届けしています。

今日は6月5日、こんな日です。

今日は何の日?

6月5日は「ロコモ予防の日」です。「ロ(6)コ(5)モ」という語呂合わせと、「ろ(6)うご(5)」=「老後」という2つの読み方を掛けあわせて、この日付が選ばれました。

ロコモティブシンドロームの認知度を高め、予防への正しい理解を広めることを目的に制定された記念日です。

この記念日が生まれた背景

「ロコモティブシンドローム」という言葉、聞いたことはあるでしょうか。少し難しく聞こえますが、簡単に言うと「歩く・立つといった日常の動作を支える体の機能が衰えてきた状態」のことです。略して「ロコモ」とも呼ばれています。

ロコモを放っておくと、将来的に介護が必要になったり、寝たきりになったりするリスクが高まります。こうした状態を少しでも多くの人に知ってもらい、早い段階から予防に取り組んでほしい――そんな思いがこの記念日の背景にあります。

ロコモって、どんな状態?

私たちが体を動かすためには、骨・関節・筋肉・腱・靭帯・神経など、さまざまな組織が連携しています。これらをまとめて「運動器」と呼びます。ロコモとは、この運動器のどこかに障害が生じることで、歩いたり立ったりする機能が低下した状態を指します。

主な原因として、以下のようなものが挙げられています。

  • サルコペニア(加齢によって筋肉量が減っていく状態)
  • 骨粗鬆症(骨の密度が低下し、骨折しやすくなる状態)
  • 変形性関節症(膝や股関節の軟骨がすり減る状態)
  • 脊柱管狭窄症(背骨の中の神経が圧迫される状態)

これらは単独で起こることもありますが、複合して進行することも少なくありません。

「自分はまだ大丈夫」と思っている方こそ、要注意

ロコモについて知っておいてほしい大切なことが一つあります。それは、痛みなどの自覚症状がない状態でも、すでにロコモが始まっていたり、進行していたりする場合があるということです。

また、ロコモはかつて高齢者の問題と思われていましたが、現在は若い世代や中高年にも関係する健康課題として捉えられています。「まだ若いから関係ない」ではなく、早めに意識しておくことが重要です。

自分のロコモ度を確認できる「ロコモ度テスト」

ロコモかどうかを調べる方法として、日本整形外科学会公式サイト「ロコモONLINE」では3種類のロコモ度テストが公開されています。

テスト1:立ち上がりテスト 台からの立ち上がり動作で、足の筋力を確認します。
テスト2:2ステップテスト 大股2歩分の歩幅から、歩行能力を総合的に評価します。
テスト3:ロコモ25 体の痛みや日常生活の困難さについての25の質問に答えるアンケート形式です。

3つのうち1つでも該当すれば、ロコモと判定されます。結果はロコモ度1~3の段階で示され、数字が大きいほど移動機能の低下が進んでいることを表します。

▶「ロコモONLINE公式サイト」はこちら

まとめ

6月5日の「ロコモ予防の日」は、足腰の健康を改めて考えるための記念日です。ロコモティブシンドロームは、気づかないうちに進行することがある一方で、日常的な運動や食生活の工夫によって予防できる可能性があります。

「なんとなく最近疲れやすくなった」「以前より歩くのがつらい」と感じることがあれば、それはサインかもしれません。特別なことを始める必要はなく、まずは今日の食事や体の動かし方を少し意識してみることから始めてみましょう。

 

<参考URL>
https://www.homerion.co.jp/topics/broadly-trivia-2/
https://k-iryokaigo.or.jp/info/%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%A2%E4%BA%88%E9%98%B2%E3%81%AE%E6%97%A5/
https://www.iph.osaka.jp/s016/000/topix/ncds12.html

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