10月12日は「世界関節炎デー」――見えにくい関節の病気に目を向ける日【今日は何の日】

この連載では、そんな日をひとつひとつ取り上げ、病気や健康について改めて考えるきっかけをお届けしています。
今日は10月12日、こんな日です。
目次
関節炎への理解を深める日
10月12日は「世界関節炎デー」です。関節炎や、リウマチ性・筋骨格系疾患(RMDs)の存在とその影響を、世界中の人に知ってもらうための啓発の日とされています。
患者さんとご家族を支えることの大切さを呼びかける活動も、この日に合わせて行われています。
世界関節炎デーは1996年に、Arthritis and Rheumatism International(ARI)という団体によって設立されました。
関節炎を含むリウマチ性・筋骨格系疾患(RMDs)は、世界中で多くの人が抱える健康問題です。しかし、こうした病気が日常生活や仕事、社会参加などに及ぼす影響は、十分に知られていないと指摘されています。
欧州リウマチ学会連合(EULAR)も、こうした病気の影響は広く知られていないものの、静かに大きく及んでいると説明しています。
現在は、EULARが加盟団体とともに欧州や各国で、米国のArthritis Foundationも毎年この日にあわせて、それぞれ啓発に取り組んでいます。また、日本でも、この日に合わせた調査や患者さん向けのイベントなどが行われています。
関節炎・RMDsの基礎知識
RMDsとは、関節や筋肉、骨などに影響を及ぼす200種類以上の病気の総称です。代表的なものには、関節リウマチ、変形性関節症、痛風、全身性エリテマトーデス(SLE)などがあります。
日本における関節リウマチの患者は推定60~100万人とされ、女性に多い傾向があり、とくに30~50代での発症が多いといわれています。
関節リウマチは、発症後早い時期から関節の破壊が急速に進むことが知られています。
一方で、近年は治療の選択肢が増え、新しい治療法によって患者さんの負担を軽くできる可能性も広がっています。
関節炎を伴う病気では、痛みやこわばり、疲労感など、外見からはわかりにくい症状が現れることがあります。そのため、日常生活で抱えている困難が周囲に伝わりにくい場合もあります。
病気によって働くことや社会参加が難しくなると、自信を失ったり、家族や社会の支えに頼る場面が増えたりすることもあります。
まとめ
世界関節炎デーは、見えにくい関節の病気に目を向け、患者さんやご家族への理解を広げる日です。病気について知ること、気がかりを早めに相談すること、そして身近な人の思いに耳を傾けることが、できることのひとつといえそうです。
今日をきっかけに、関節の健康について少し考えてみてはいかがでしょうか。
<参考URL>
https://corp.oishi-kenko.com/news/20241011-2/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000043855.html
https://www.arthritis.org/about-arthritis/world-arthritis-day
https://www.eular.org/world-arthritis-day-general-information
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※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
