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10月10日は「世界メンタルヘルスデー」。こころの健康について考え、つながりを大切にする日【今日は何の日】

公開日: 2026年10月10日
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毎日何気なく過ぎていく日々の中にも、健康や医療にまつわる「記念日」や「啓発の日」が数多く存在します。

この連載では、そんな日をひとつひとつ取り上げ、病気や健康について改めて考えるきっかけをお届けしています。

今日は10月10日、こんな日です。

今日は「世界メンタルヘルスデー」

10月10日は「世界メンタルヘルスデー」です。メンタルヘルス(こころの健康)の問題への関心を高め、偏見をなくし、正しい知識を広めることを目的とした国際的な記念日です。

世界メンタルヘルスデーは、世界精神保健連盟(WFMH)が1992年から、10月10日と定めたものです。目的は、メンタルヘルスの問題に対する世間の意識を高めること、偏見をなくすこと、そして正しい知識を広めることです。その後、WHO(世界保健機関)もこの取り組みを支援し、世界各地で啓発活動が行われるようになりました。

日本では、NPO法人シルバーリボンジャパンが2011年から、この日に合わせて啓発イベントを開いています。

始めた頃は、国内での認知度はまだかなり低かったそうでが、メンタルヘルスへの社会的な関心が高まるにつれ、この日の認知度も上がってきたとされています。

2020年からは厚生労働省とともに、東京タワーをシルバーにライトアップする取り組みも続けられています。

「シルバー」に込められた思いとは?

この日と深く関わるのが「シルバーリボン運動」です。脳や心に起因する病気(障害)やメンタルヘルスへの理解を深めるための運動で、1993年にアメリカ・カリフォルニア州で、統合失調症への理解を求める取り組みとして始まりました。日本では2002年に福島県楢葉町から広がりました。

シンボルカラーがシルバーになったのには理由があります。

運動を始めたジーン・リーシティー氏は、長男が精神疾患にかかり、周囲の偏見に苦しむ日々を送っていました。そのなかで曇り空を見上げたとき、雲の隙間から差し込む光が銀色に輝き、夢や希望を帯びているように見えて勇気づけられたといいます。この出来事が、シルバーという色の由来になりました。

メンタルヘルスの課題を「他人事」ではなく「自分事」として考える日に

こころの病気やメンタルヘルスの課題は、誰にとっても身近な問題です。一方で、不調に自分で気づくことも、周りの人が気づくことも、簡単ではない場合があります。

また、シルバーリボン運動の背景には、精神疾患を抱える本人やご家族が、周囲の誤解や偏見に苦しんできたという現実があります。この運動は、そうした誤解や偏見をやわらげ、本人やご家族が前向きに生活できる社会を目指しています。

世界メンタルヘルスデーは、こうした課題を「他人事」ではなく、自分や身近な人に関わることとして考えるきっかけとなる日です。

まとめ

10月10日の世界メンタルヘルスデーは、こころの健康への理解を深め、偏見をなくし、正しい知識を広めるための国際的な記念日です。自分のこころの変化に気づくこと、そして身近な人の様子に目を向けて声をかけることが、支え合いの輪を広げる第一歩になります。

この機会に、ご自身のこころの状態や、身近な人とのつながりについて、少しだけ立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。

<参考URL>
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/mental_health_day/index.html
https://mentalhealthday.jp/
https://www.nisseikyo.or.jp/news/topic/detail.php?@DB_ID@=743
https://www.san-x.co.jp/ja/blog/2026-09-post-0033120/
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/mental_health_day/about.html

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