1か月以上前からの「足が痛い」原因は?何科を受診するべき?

目次
1か月以上前からの「足が痛い」…原因は?
寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。
疑われる疾患など
- 疼痛
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 足底筋膜炎
- 不安障害
- 坐骨神経痛
など
また、「足が痛い」に加えて、約1割の方が「脚が痛い」といった症状を訴えていました。
受診は必要?
医師の回答のうち、約9割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。
受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした
推奨される診療科
- 整形外科
- 内科
- 皮膚科
など
以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。
左足裏が痛みます
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
踵の裏に痛みがある場合は、足底腱膜炎が疑われます。これは足底筋膜の付着部に炎症が起こるもので、骨棘を伴うこともあります。
また、足には縦アーチと横アーチがあり、そのバランスが崩れることで痛みが生じる場合や、靴による圧迫が原因となっている可能性も考えられます。一度、整形外科を受診されることをおすすめします。
最寄りの病院で整形外科または内科、循環器内科の受診を推奨します。
靴の影響でこのような状態になったかどうかは不明ですが、足の痛みで受診を希望されるのであれば、まずは整形外科に相談されるとよいでしょう。
整形外科で原因がはっきりしない場合は、足の血管や心臓の病気が関係している可能性も考えられるため、内科を受診して詳しく調べてもらうことをおすすめします。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
新しい靴による圧迫が原因で生じた症状と考えられます。足底筋膜炎(足底腱膜炎)の状態である可能性がありますので、ひとまず履き慣れた靴を使用するとよいでしょう。それでも改善しない場合は、整形外科を受診することをおすすめします。
足がむくんで痛いです
現在妊娠32週ですが、最近、産婦人科で足のむくみを指摘されるようになりました。また、同じ姿勢を続けた後は足の痛みが強く、自力で動きづらい状態が続いています。
足にボコボコとした膨らみや細かく浮き出た血管は見られないため、下肢静脈瘤ではないと思うのですが、ほかに考えられる原因はあるのでしょうか。
また、妊娠中のむくみによって、歩けなくなるほどの痛みが生じることはあるのでしょうか。
最寄りの診療所・クリニックで循環器内科または心臓血管外科の受診を推奨します。
妊娠後期にみられる下肢のむくみは、妊娠によって大きくなった子宮が下大静脈やその先の静脈を圧迫することで生じるのが一般的です。そのため、下肢の血液がうっ滞し、痛みを伴うこともあります。
ただし、現在の症状が通常みられる範囲内のものかどうかは判断できないため、まずは産婦人科の主治医に相談してください。
また、注意すべき病気として深部静脈血栓症も考えられます。必要に応じて、循環器内科や血管外科を受診し、検査を受けることも検討されるとよいでしょう。
最寄りの病院で産婦人科または循環器内科、腎臓内科の受診を推奨します。
妊娠後期になると、大きくなった子宮によって静脈が圧迫され、静脈の血液が心臓へ戻りにくくなるため、むくみが生じやすくなります。
塩分を控えたり、左側を下にして横になったりすることで、症状が多少軽減することもあります。まずは産婦人科に相談するのがよいでしょう。
もし産婦人科の医師が、心機能や腎機能の異常によるむくみが疑われると判断した場合は、該当する診療科を紹介してもらえると思います。
足の親指の付け根と小指が痛いです
足の親指の付け根がズキズキ痛み、小指は痛みだけでなく常に腫れているような状態です。また、その影響かどうかは分かりませんが、最近は膝にも痛みを感じるようになりました。どの診療科を受診すればよいのでしょうか。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
足の親指の付け根の痛みは、典型的には痛風でみられる症状です。ただし、小指まで痛みがあることはあまり多くないため、実際に診察してみないと原因は判断できません。
痛風であれば、血液検査で尿酸値が高くなっている可能性があります。いずれにしても、一度整形外科を受診されることをおすすめします。また、必要に応じて食生活の改善も検討するとよいでしょう。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
痛みの部位からは、痛風が疑われます。また、非特異性関節炎の可能性も考えられます。いずれにしても、整形外科を受診して診てもらうのがよいでしょう。
これらの疾患は治療方針に大きな違いがないことが多いため、通いやすい近くの病院を受診することをおすすめします。
右足に痛みでセカンドオピニオン受けるべきか
8か月程前から右足に痛みがあり、近くの整形外科を受診しています。毎日のリハビリに加え、ブロック注射や硬膜外ブロック注射を数回受けて治療を続けていますが、現在も痛みが続いています。
MRI検査では、S5の位置で椎間板が飛び出して神経を圧迫している部分があり、ヘルニアによる坐骨神経痛ではないかと診断されました。
現時点では手術を行う段階ではないものの、痛みが長期間続いてストレスになっているようであれば、手術も選択肢の一つと言われています。痛みはブロック注射によって改善した部分もありますが、現在は右膝の裏から外側にかけてのズキズキした痛みと、足裏のしびれるような痛みがあります。
セカンドオピニオンとして、ほかの病院でも診察を受けた方がよいのか悩んでいます。
最寄りの病院で整形外科の受診を推奨します。
症状からは、椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛が考えられます。一般的に、薬物療法や注射、リハビリテーションを6週間程度続けても十分な改善がみられない場合は、手術治療を検討することもあります。腰椎手術に対応している整形外科を受診し、一度相談されることをおすすめします。
最寄りの診療所・クリニックまたは病院で整形外科またはペインクリニック内科の受診を推奨します。
内視鏡を用いた手術は、まだどの医療機関でも一般的に行われているわけではないため、現在診てもらっている担当医から紹介してもらうのがよいと考えます。
また、注射による治療を中心に行うのであれば、ペインクリニックの受診が適していると思われます。こちらについても、通いやすい近くのペインクリニックを担当医に紹介してもらうことをおすすめします。
左足第5中足骨周辺が痛いです
2週間ほど前から左足の第5中足骨周辺に痛みがあります。10日ほど前に整形外科でレントゲン検査を受けましたが、特に異常はなく、炎症ではないかとのことで湿布を処方され、現在は週1回のリハビリを受けながら様子をみています。現在の痛みは、最も強かった時を10とすると3~4程度ですが、まだ改善していません。
陸上競技の短距離(400m)をしており、痛みが出てからは走るのを控え、ウエイトトレーニングとバイクトレーニングのみを行っています。病名が分からない状態のため、MRIや再度レントゲン検査を受けるべきか、それともほかの整形外科を受診するべきか迷っています。
最寄りの病院で整形外科の受診を推奨します。
考えられる原因としては
①第5中足骨疲労骨折
②第5趾屈筋腱の腱鞘炎または腱炎
③足底腱膜炎などが挙げられます。
①の疲労骨折を早期かつ確実に診断するには、MRI検査が必要です。ただし、現在までの経過からすると、疲労骨折に至るにはまだ時間的に短い印象もあります。
また、競技の特性上、トラックを周回する際は左足が常に回外位となり、重心が第5趾側へ移動しやすくなるため、最も疑われるのは②の第5趾屈筋腱の腱鞘炎または腱炎です。
さらに、③の足底腱膜炎も併発している可能性があり、外側縦アーチの炎症が続いていることで痛みが改善しにくい状態と考えられます。
テーピングや足底板療法を取り入れ、足趾の使い方を見直さないと、将来的に疲労骨折へ進行する可能性もあります。そのため、一度スポーツ整形外科を受診されることをおすすめします。
平常通り(様子をみる)を推奨します。
ご質問の内容から考えると、現在の治療を続けても改善がみられないようですので、この場合はMRI検査を受ける必要があると思われます。
MRI検査が可能な医療機関を受診し、詳しく調べてもらうことをおすすめします。
足が痛く立っているのも辛いです
10年ほど前に足底筋膜炎と診断され、その後は整骨院で治療を続けていますが、改善がみられず立っているのが辛いほどの状態が続いており悩んでいます。
ステロイド注射などの治療も試してみたいと考え、受けられる医療機関を探していますが、どうしたらよいでしょうか。
最寄りの病院で整形外科の受診を推奨します。
足底筋膜炎と診断されているのであれば、整形外科専門医を受診し、適切な治療を受けることをおすすめします。足底筋膜は土踏まずを形成する膜で、弓でいう弦のような役割を果たしています。
この部分に歩きすぎや過度な負担がかかることで炎症が起こり、痛みが生じるのが足底筋膜炎です。初期は歩き始めに痛みが出ることが多いですが、進行すると歩くたびに痛みを感じるようになります。
足底筋膜炎は改善までに時間がかかることが少なくないため、諦めずに治療を続けることが大切です。米国の整形外科の教科書でも、治療が長期間に及ぶ可能性があることをあらかじめ患者さんに説明するよう推奨されています。
なお、ステロイドの局所注射は、かえって症状を悪化させるリスクがあるため、あまりおすすめできません。
最寄りの病院で整形外科の受診を推奨します。
手術という選択肢を検討することも考えられます。ステロイド注射は一時的な効果しか期待できないため、原因にもよりますが、手術とリハビリテーションを組み合わせた治療が理想的ではないかと思われます。一度、足の外科を専門としている整形外科を受診し、相談することをおすすめします。
足の痛みの原因を知りたいです
10か月ほど前に右足小指を負傷した際、骨に異常はありませんでしたが痛風と診断され治療を受けました。しかし痛みが改善せず、足の専門医を受診した結果、内反小趾と診断され、サポーターの着用で症状は改善しました。
その後、先月に転倒して左足親指の付け根を負傷し、再び骨に異常はないものの痛風と診断されましたが、尿酸値は6.2と正常範囲内でした。医師からも典型的な痛風ではないとの話があり、薬剤師からは種子骨の異常ではないかと指摘されています。
現在も踏み込むと痛みが続いているため、痛風ではなく種子骨炎や種子骨障害ではないかと思い相談させていただきました。
最寄りの診療所・クリニックまたは病院で整形外科またはリハビリテーション科の受診を推奨します。
これまでの経過からは、母趾種子骨障害、足底腱膜炎、内反小趾を伴う扁平足などが考えられ、打撲をきっかけに慢性的な炎症が続いている可能性があります。
一方で、尿酸値が正常範囲内であり、痛みの経過も典型的な痛風発作とは一致しないため、痛風の可能性は低いと考えられます。レントゲンで骨折は否定されているため、その点は安心してよいでしょう。
現在の薬は継続しつつ、母趾種子骨障害であればサポーターや足底板療法が有効と考えられます。現在も続く踏み込んだ際の痛みは、打撲や過度な負荷による慢性炎症が原因と考えられ、引き続き消炎鎮痛薬や外用薬、足底板療法を続けることがすすめられます。
最寄りの診療所・クリニックまたは病院で整形外科またはリウマチ科の受診を推奨します。
経過からは痛風発作の可能性は高くない印象ですが、慢性痛風の可能性は完全には否定できません。そのため、まずは関節エコー検査を受けることをおすすめします。
必要に応じて関節穿刺を行うことで診断が明確になる場合もありますが、侵襲的な検査のため実施されることは多くありません。また、単純X線検査やMRI検査も診断に役立ちます。
なお、外傷をきっかけとした障害や、母趾種子骨・足底腱膜の炎症、外反・内反変形、リウマチ性関節炎なども痛みの原因となることもあります。
自宅で安静を推奨します。
尿酸値が高くないことや、発赤を伴う硬い腫れがみられないこと、さらに痛みの部位から考えると、痛風である可能性は低い印象です。
これはあくまでも文面から推察した私見ですが、レントゲン検査で異常がなくても、骨や靱帯、細かな腱の損傷が痛みの原因となっている可能性があります。
そのため、別の医療機関を受診し、詳しく診てもらうことも選択肢の一つだと思います。
外反母趾で靴が履けないほど足が痛いです
数か月前から左足の外反母趾による痛みがあり、長時間靴を履けないほど症状が強くなっています。インターネットで調べたところ、中等度程度ではないかと考えています。
整骨院では、一時的に痛みは改善しても施術をやめると再発すると説明を受けましたが、できれば根本的に治したいと思っています。手術という選択肢があることは知っていますが、7日間ほどの入院が必要と聞き、長期間の入院は難しい状況です。
できるだけ短期間の治療で根本的な改善が可能か知りたいです。
最寄りの診療所・クリニックまたは病院で整形外科の受診を推奨します。
外反母趾は、装具療法やリハビリテーションによって症状が一時的に改善することはありますが、根本的に治すことはできません。また、整骨院での施術によって変形そのものが改善することも期待できません。
根本的な治療を希望する場合は手術が必要となりますが、骨を切って矯正する手術であるため、術後はリハビリテーションを含めて一定の回復期間が必要になります。
中等度の外反母趾であれば、幅の広い靴を選ぶなどの工夫で症状を軽減できる場合もあります。まずは整形外科を受診し、現在の状態に応じた治療方針について相談されることをおすすめします。
最寄りの診療所・クリニックまたは病院で整形外科の受診を推奨します。
外反母趾の治療には、保存療法(対症療法)と根本治療である手術があります。治療法は、症状の程度や病状、生活状況、仕事内容などを踏まえて選択されます。手術を受ける場合でも、必ずしも7日間の入院が必要というわけではありません。
日常生活に支障があり、症状が改善せず長期間続いていることから、まずは近くの整形外科を受診することをおすすめします。必要に応じて詳しい検査や治療を受け、手術が可能な医療機関への紹介状を書いてもらいましょう。
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※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。

新しく買った靴を履いて朝出掛け、左足の痛みを感じながら我慢して過ごし、夕方に帰宅しました。その後から約1か月にわたり、左足裏、特に土踏まずのあたりにズキーンとした痛みが続いています。
また、右足に比べて左足がやや腫れているような、むくんでいるような感じもあり、歩き始めは特に痛みが強くなります。
足裏の痛みはどこで診てもらえばよいのでしょうか。