病院・薬局検索の病院なび

数日前からの「全身がかゆい」原因は?何科を受診するべき?

公開日: 2026年08月23日
アイキャッチ画像
数日前からの「全身がかゆい」について寄せられた相談から、原因や何科を受診すべきかなど、医師の回答をご紹介します。

数日前からの「全身がかゆい」…原因は?

寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。

疑われる疾患など

  • じんま疹
  • 皮膚炎
  • アレルギー
  • 発疹
  • 皮膚そう痒症

など

また、「全身がかゆい」に加えて、約4割の方が「全身に発疹がある」といった症状を訴えていました。

受診は必要?

医師の回答のうち、約9割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。

受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした

推奨される診療科

  • 皮膚科
  • 内科
  • アレルギー科

など

以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。

睡眠に支障が出るほど全身がかゆいです

40代・女性40代・女性 のアイコン

1週間ほど前から全身にかゆみが続いており、乾燥が原因かと思っていましたが、これほど強いかゆみが続くのは初めてです。

昨夜はかゆみで夜中に目が覚め、仕事中もかゆみが続くため、トイレで患部をさすってしのいでいます。インターネットで調べたところ、肝臓の病気が原因となることもあると知り、不安になりました。

3日後が休日なので受診を考えていますが、何科を受診すればよいのか分からず相談させていただきました。

最寄りの診療所・クリニックで消化器内科または腎臓内科、皮膚科の受診を推奨します。

糖尿病内科の回答糖尿病内科の回答 のアイコン

肝臓病や腎臓病によるかゆみは、一般的に黄疸や尿毒症など病気がかなり進行してから現れることが多い症状です。

ただし、肝機能や腎機能の異常は、初期の段階でも血液検査で確認できます。そのため、発疹がない場合は消化器内科や腎臓内科(むくみがある場合)を受診し、血液検査を受けることをおすすめします。

一方、発疹がある場合は皮膚科の受診が適しており、皮膚科でも血液検査を受けることができます。

最寄りの病院で皮膚科の受診を推奨します。

形成外科の回答形成外科の回答 のアイコン

ご相談内容からは、まず何らかのアレルギー反応によるかゆみの可能性が考えられます。そのため、まずは皮膚科を受診し、原因を調べてもらうことをおすすめします。

必要に応じてアレルギーやその他の病気についても検査を受けることができます。

全身に発疹が出てかゆいです

20代・女性20代・女性 のアイコン

一昨日から、じんま疹のような発疹が全身に出ています。これまでも疲れた時にじんま疹が出ることはありましたが、市販のかゆみ止めを塗るとすぐに治まっていました。

しかし今回は、これまでのような大小さまざまな膨らみではなく、全身の毛穴に一致するような赤い発疹が現れ、強いかゆみを伴っています。2日経っても完全には治らず、かゆみや発疹が出たり引いたり、腫れたり落ち着いたりを繰り返しています。

どのような原因が考えられるのか、また病院を受診したほうがよいのか知りたいです。

最寄りの病院で皮膚科の受診を推奨します。

皮膚科の回答皮膚科の回答 のアイコン

発疹が数時間単位で出たり引いたりを繰り返していることから、じんま疹の可能性があります。

原因としては、体調不良や風邪、ストレスなどが考えられます。また、汗をかいたり体が温まったりした際に小さな赤い発疹が現れ、チクチクとした痛みを伴うコリン性じんま疹の可能性もあります。

市販の抗ヒスタミン薬を服用するか、症状が広範囲に及んでいるため皮膚科を受診して適切な診断と治療を受けることをおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックで皮膚科の受診を推奨します。

小児科の回答小児科の回答 のアイコン

ご相談内容からは、一般的な蕁麻疹とは異なる可能性があります。一度、皮膚科を受診し、発疹の原因を詳しく調べてもらうことをおすすめします。

全身にじんま疹が出てかゆみで寝れません

40代・男性40代・男性 のアイコン

2日前から全身に蕁麻疹が出ており、口の中にも症状があります。処方されたアレグラを服用しましたが改善せず、昨夜は夜間診療で抗アレルギー薬の注射も受けたものの効果がありません。

全身の強いかゆみで眠ることもできず、どのように対処すればよいのか分からず困っています。

最寄りの病院で皮膚科またはアレルギー科の受診を推奨します。

皮膚科の回答皮膚科の回答 のアイコン

じんま疹の治療では、抗アレルギー薬を十分な量まで増量して使用することが重要で、現在の服用量では効果が不十分な場合があります。

次回の受診時には、薬の増量や別の抗アレルギー薬の追加が検討されると思われます。多くの場合、適切に増量することで症状の改善が期待できます。

ただし、口の中にもじんま疹があり、現在も症状が強いことから、明日の受診を待たずに再度救急外来を受診することをおすすめします。

市販の抗アレルギー薬を追加する方法もありますが、このような状況では自己判断せず、早めに医療機関で診察を受ける方がよいと思います。

最寄りの診療所・クリニックで皮膚科の受診を推奨します。

皮膚科の回答皮膚科の回答 のアイコン

アレグラは抗アレルギー薬の中では比較的作用が穏やかな薬です。症状が改善しない場合は、より効果の強い抗アレルギー薬を処方してもらってはいかがでしょうか。ただし、薬によっては眠気が出やすくなることがあります。

なお、抗アレルギー薬の注射は一時的な効果にとどまることが多いため、内服薬で治療されるのがよいと思います。

全身のかゆみが治まりません

20代・男性20代・男性 のアイコン

全身にかゆみがあり、発疹は顔にも広がってきています。自分で調べたところ、水道水が肌に合わず、症状の原因になっているのではないかと考えています。どうしたらよいでしょうか。

平常通り(様子をみる)を推奨します。

耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

アトピー体質があるとのことですので、アレルギー性の皮膚炎の可能性が考えられます。

水道水が原因である可能性は低いと思われますが、ハウスダストなどのアレルゲンが影響していることも考えられます。

一度、生活環境を見直すとともに、皮膚科を受診して原因を調べてもらうことをおすすめします。

最寄りの病院で内科の受診を推奨します。

呼吸器外科の回答呼吸器外科の回答 のアイコン

ご相談内容からは、少なくとも全身にアレルギー反応が起きている可能性が考えられます。

原因が水道水とは限りませんが、症状を抑えるために抗アレルギー薬の内服や点滴による治療が必要な状態と思われます。

夜間であれば救急外来を受診し、抗アレルギー薬を処方してもらってください。

全身に発疹が出てかゆみが治まりません

30代・女性30代・女性 のアイコン

1週間前の夜から足に突然かゆみが出始め、翌日には全身に強いかゆみと発疹が広がりました。皮膚科で薬を処方されましたが、1日2回服用しても全く改善せず、別の皮膚科を受診したところ、同じ薬を増量して処方されました。しかし、その後もかゆみはほとんど治まらず、発疹は場所を変えながら出続けています。

子どもの頃にじんま疹になった際は数日で治り、薬もすぐに効いたため、今回は薬が合っていないのか、本当にじんま疹なのか不安です。すでに2つの皮膚科で同じ薬を処方されているため、今後どの診療科や医療機関を受診すればよいのか悩んでいます。

最寄りの病院で皮膚科の受診を推奨します。

皮膚科の回答皮膚科の回答 のアイコン

急に症状が現れ、発疹が形や場所を変えながら繰り返し出現しているのであれば、じんま疹の可能性が高いと考えられます。ただし、湿疹や薬疹、ウイルス感染症などが原因となることもあります。

症状が改善しない場合は、血液検査や点滴治療が可能な総合病院などを受診し、詳しく調べてもらうことをおすすめします。

また、じんま疹が悪化して呼吸苦や腹痛などの症状を伴う場合は、入院治療が必要になることもあるのでご注意ください。

最寄りの診療所・クリニックで皮膚科または内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

現在の薬で効果がみられない場合は、別の種類の抗アレルギー薬へ変更するのが一般的です。また、オロパタジンを1日3錠服用する処方は、通常量を超えている可能性があります。

症状からはじんま疹が疑われますが、薬が効きにくい場合は、肝機能や甲状腺機能などの内臓の病気が関係していることもあります。そのため、薬を変更しても改善しない場合は、血液検査を受けて内科的な異常がないか調べてもらうことをおすすめします。

じんま疹は疲労や気温の変化、感染症、ストレスなどがきっかけで起こることもありますので、まずは別の皮膚科で薬を変えてもらい、それでも改善しなければ内科で詳しい検査を受けるとよいでしょう。

最寄りの診療所・クリニックで内科またはアレルギー科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

風邪を引いた後の体力低下や免疫機能の乱れが影響し、じんま疹が長引いている可能性があります。また、急な気温の上昇による発汗や皮膚温の上昇が症状を悪化させていることも考えられます。

ご相談内容からは、じんま疹が遷延している状態が疑われますので、内科またはアレルギー科を受診し、詳しい診断と適切な治療を受けることをおすすめします。

海老を食べてから全身がかゆいです

50代・男性50代・男性 のアイコン

殻付きの海老を使ったパエリアを食べてから、全身に強いかゆみが出るようになりました。

それまでは海老を食べても特に異常はなかったため、甲殻類アレルギーではないかと心配しています。どのような治療を受ければよいのでしょうか。

最寄りの診療所・クリニックで皮膚科の受診を推奨します。

形成外科の回答形成外科の回答 のアイコン

エビやカニなどの甲殻類によるアレルギー反応の可能性もありますが、実際には食材そのものではなく、パエリアに含まれていた別の成分に対するアレルギーや、別の原因による症状の可能性もあります。

そのため、原因を特定するには皮膚科を受診して相談することをおすすめします。受診時には、現在服用している薬や症状が出るまでの経過、体調の変化なども伝えるようにしてください。また、乾燥などが影響している場合もあります。

受診までの対処としては、自宅にあればアレグラなどの抗ヒスタミン薬を服用することで、症状が軽減する可能性があります。市販薬でも購入できますので、試してみてもよいでしょう。

最寄りの診療所・クリニックでアレルギー科の受診を推奨します。

小児科の回答小児科の回答 のアイコン

記載いただいた内容から判断すると、甲殻類アレルギーの可能性は考えられます。一度、アレルギー科を標榜されている医療機関を受診し、原因について詳しく調べてもらうことをおすすめします。

身体中がひどいかゆみで夜も寝られません

30代・男性30代・男性 のアイコン

1週間前から全身に強いかゆみが続いており、夜も眠れない状態です。

昔からアトピーがあり、普段はステロイドの外用薬を塗っていますが、今回は使用しても症状が改善せず、かゆみが治まりません。どのような治療をすれば治るのでしょうか。

最寄りの診療所・クリニックで皮膚科の受診を推奨します。

皮膚科の回答皮膚科の回答 のアイコン

ステロイド外用薬を使用していても、薬の強さや使用量が適切でないと十分な効果が得られないことがあります。特に、薄く塗りすぎると皮膚のしわの部分まで薬が届かず、症状が改善しにくくなることがあります。

また、かゆみが続いて掻き続けると、どのような外用薬を使っても治りにくくなるため、内服薬を併用したり、患部を冷やしたりして、まずはかゆみをコントロールすることが大切です。

さらに、接触皮膚炎(かぶれ)や細菌・真菌感染、蕁麻疹など、別の病気が重なっている可能性もあるため、一度皮膚科で詳しく診察を受けることをおすすめします。

最寄りの病院で皮膚科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

全身に症状が広がっており、ステロイド外用薬でも改善しないことから、蕁麻疹の可能性が考えられます。この場合は、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬の内服による治療が必要になるでしょう。

また、体が温まると症状が悪化しやすいため、入浴は湯船につかるのではなく、シャワーで済ませるほうがよいかもしれません。早めに皮膚科を受診し、適切な治療を受けることをおすすめします。

全身に出ている小さな湿疹の対処法を知りたいです

10代・女性10代・女性 のアイコン

1週間ほど前から全身にかゆみがあり、鳥肌のような小さな湿疹が広がっています。

最初はダニが原因かと思い、布団のシーツを洗うなど対策しましたが、症状は改善しませんでした。冷やしたり、ムヒを塗ったりすると一時的に落ち着くものの、数分後には再びかゆみが出てきます。

夜中にかゆみで目が覚めることもあります。学生のため平日は受診が難しく、土日に診療している皮膚科も少ないため、考えられる原因や受診までの対処法を知りたいです。

最寄りの診療所・クリニックで皮膚科の受診を推奨します。

皮膚科の回答皮膚科の回答 のアイコン

鳥肌のような小さな発疹が出ていることから、じんま疹の一種であるコリン性じんま疹の可能性が考えられます。

コリン性じんま疹は、自律神経の交感神経の働きなどが関係して起こるじんま疹です。原因を確認するためにも、できれば皮膚科を受診することをおすすめします。

受診までの間は、市販の抗ヒスタミン薬を内服することで、症状が軽減する可能性があります。

最寄りの診療所・クリニックで皮膚科の受診を推奨します。

皮膚科の回答皮膚科の回答 のアイコン

ご相談内容からは、自家感作性皮膚炎などの可能性も考えられます。外用薬だけでは改善が難しい場合もあります。

そのため、土曜日でも構いませんので皮膚科を受診し、適切な診断と治療について相談されることをおすすめします。

関連記事

※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。